脂質異常症の治療薬リピトール

リピトールは脂質異常症の治療薬です。

脂質異常症とは体の中で脂質の流れがうまく調節できなかったり、体内に入ってくる脂質の量が増えたりして、血液中のLDLコレステロール(悪玉)が多すぎる状態、もしくはHLコレステロール(善玉)が少なすぎる状態をいいます。

この状態を放っておくと血管の動脈硬化がすすみ、心筋梗塞や脳卒中などの病気を引き起こす原因となります。

通常体内のコレステロールは、食事から2〜3割、肝臓での合成が7〜8割と言われています。

この肝臓での合成を抑えるのがリピトールの働きです。

リピトールにより、肝臓でコレステロールが作られなくなると、不足分を血中のコレステロールから取り込んで補うために血中のコレステロールが減るという状態が起こります。

肝臓でコレステロールを合成するのは深夜と言われており、コレステロールを減らす薬は夕食後に服用するのが通常ですが、リピトールは半減期(血液中の薬の濃度が半分になるまでの時間)が9時間と長い薬品のため、一日のうち、いつ飲んでも効き目が変わらないという特徴があります。

尚、服用量は症状や体質により異なります。

リピトール服用の際にはグレープフルーツを控えましょう。

グレープフルーツに含まれるフラノクマリンという成分がリピトールの働きを阻害します。

また、クラリスなどの抗生剤も同様の働きをするため避けるべき薬品となります

主な副作用悪心、痒み、便秘などです。